川のまちの書斎、開館までの道のり
みどり市=
倉庫の改修から開館までの記録。保存を求める署名、設計の工夫、工事の様子をたどる。

みどり市の旧運河沿いにある煉瓦倉庫が、市民の書斎として開館した。保存を求める声から、開館までの道のりをたどる。
保存を求める署名
倉庫は一九二〇年代に建てられ、かつては川舟で運ばれた穀物を保管していた。市は老朽化を理由に解体を検討していたが、住民団体が署名を2万筆集め、方針を転換した。
設計の工夫

古い梁と煉瓦をできるだけ残し、静かに過ごせる場所にした。一階を閲覧室、二階を個人用の執筆席とし、蔵書は寄贈と購入を合わせて3万冊を目指した。
川の音を聞きながら本を読める場所にしたかった。
運営
運営は市民ボランティアが中心になる。司書の資格を持つ職員が常駐し、本の相談に応じる。開館時間は午前九時から午後十時まで、入館は無料だ。
- 一階: 閲覧室
- 二階: 執筆席
- 地下: 書庫