川のまち 再生へ
旧運河沿いに
市民の書斎
築百年の倉庫を改修
みどり市=架空太郎
みどり市は七日、旧運河沿いの煉瓦倉庫を改修し、市民が自由に本を読み、書き物ができる「市民の書斎」を来年春に開くと発表した。総事業費は12億円。
倉庫は一九二〇年代に建てられ、かつては川舟で運ばれた穀物を保管していた。市は老朽化を理由に解体を検討していたが、住民団体が保存を求める署名を2万筆集め、方針を転換した。
改修後は一階を閲覧室、二階を個人用の執筆席とする。蔵書は寄贈と購入を合わせて3万冊を目指し、開館時間は午前九時から午後十時までとした。
市長は記者会見で「川のまちの記憶を未来につなぐ拠点にしたい」と述べた。工事は十一月に着手し、来年三月の完成を予定している。